骨髄移植でHIV(エイズ)消滅?国際エイズ会議について

【骨髄移植とは?】 

骨髄移植というと、白血病を思い出す人も多いでしょう。
みなさんの中には骨髄バンクに登録をしている人もいるかもしれません。
ですが、まだまだその登録者数は少ないのです。なので、移植を受けるとなった場合、
自分に適合する骨髄を待つのに長い長い期間がかかりますし、ドナーが見つからない場合もあるのです。
 骨髄を採取する事は想像を絶する痛みがあるのではないだろうか?と思ってしまいますよね。
でも、実際は全身麻酔で行いますので、その時の痛みは感じません。
骨髄液は注射器で採取されます。
患者に骨髄液をどのように移植するのかというと、患者の腕の静脈に点滴によって移植されます。
そして患者の造血幹細胞が自分の骨髄で血液の成分を作り出す事が出来るようになって、初めて移植が成功したといえるのです。ですが、そこまで行くのは簡単な事ではありません。
適合していると言っても、実際に点滴によって移植してもうまく行かない事もあるのです。

 

HIVが骨髄移植で治った! ふたりの男性ががん治療で

 

【国際エイズ会議とは?】

国際エイズ会議というものがあるのをみなさんはご存じでしょうか?
感染している、発症しているなどの事がない限り、関わりがない人はあまり知らないかもしれませんね。エイズに関わっている世界のNGOや当事者、研究者が集まって行われています。
1990年までは毎年国際会議として行われていたのですが、国や地域での患者数の状況も違えば、
その時の感染流行の状況も大きく異なって来ます。また、国のエイズに対しての取り組み方も違うので、地域毎の見方というのも必要となってきました。

 

そのような事からも1990年以降では国際会議と地域会議が1年毎、交互に行われるようになりました。なので、地域で話し合われたことなどを翌年の国際会議などで発表されるなど、
よりもっと細かな話し合いが出来るようになったようです。
地域の情報を得る事が出来れば、その国の状況から自分の所ではどのような対策を追加したら良いのだろう?とか、新しい試みなどを試してみたりなど、有意義な者になる事が考えられます。

 

AIDS

 

エイズ国際会議

 

 【世間の評価・感想は?】

 骨髄移植でHIVが消滅。となるとやはりそれはすごい!という事になります。
でも、それが実質問題、そううまくいくのか?という話になるとそれはまた別の話になってくるようです。現在、骨髄移植といえば白血病の治療法と多い浮かべますよね?

 

幹細胞移植で消えたHIV、数カ月で再検出 米患者2人

 

でも、その白血病の人に対しても移植の数は足りていないのが現状です。
その原因としてはドナーの数が足りないからです。白血病でも足りない状況なのに、それをHIVにも使用するとなると、どう考えてもドナーの数はもっと足りないという事になります。

 

リスクの低い簡単な治療法なわけでもないので、HIVの方も簡単にその治療法を選択するとは決めにくいでしょう。また、治療費に関しても相当な金額がかかる事が考えられるので、
患者側の負担が相当なものとなると、またそこでも治療を断念する人も出てくるかもしれません。
もし、これから更に研究が進められて、この治療法が最も有効だとなった場合、
大学病院などでももちろん取り入れられるでしょうが、それが、いつの事になるのかはまだまだわかりませんし、その方法にどの位の安全性があるのかもわかりません。
今の段階ではまだまだ喜べないというのが現状でしょう。

 

しかし、HIV感染者の人にとっては希望の光となることには変わりがないようです。